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森のサスティナビリティ

2026.4.17

イベント

2026.4.17

森のサスティナビリティ

イベント

ー生命の循環と関係性から学ぶ、これからの農のかたちー


本講座は、単に作物を育てる技術を学ぶ場ではありません。

自然とは本来、無数の生命が関わり合い、
支え合うことで成り立っています。

しかし現代の大量生産型の農業は、
虫や草、菌といった存在を「排除する」ことで
成立してきました。



本講座では、その前提を見直し、

生命を切り分けるのではなく、
関係性の中で育てる農へと視点を転換していきます。

人が自然をコントロールするのではなく
自然の循環の一部として関わる——

その在り方を、観察と実践を通して探究します。

自然は、
多様な生物がいる環境で、多層的に重なり合うことで
豊かさを生み出しています。

そうした仕組みを理解し、

一つひとつの生命と共存できる関係を築くことによって、
はじめて成り立つのが「共生」です。





本講座では、

・自然の循環・多様性・多層性の仕組み
・「排除する農」から「循環の中で育む農」への転換
・観察・理解・関係構築としての共生の本質
・人間が自然の一部として関わるための視点

を学びながら、

「どう育てるか」だけでなく、
「どう関わるか」を深めていきます。

私たち人間が自然の中に入り
その一部として生きる感覚を取り戻すこと。

それこそが、
これからの農における本質的な学びです。


開催概要

日時:2026年5月2日(土曜日)10時半〜16時
座学講師:村上真平 実習講師:野呂 由彦
場所:ノウニエール農園、近隣田園
参加費:19,800円
お申し込み方法:https://self-sufficient-life.jp/trial


講師プロフィール

村上真平
自然農法講師 / ノウニエール農園監修

1959年生まれ、福島県の農家の長男として育つ。1970年に一家は有機農業に転換。
22歳の時にインドのブッダガヤにあるガンジー・アシュラムに1年間滞在する。
自然の理を無視した農業が自然破壊につながること、貧富の差の拡大による悲惨な貧困の現実に対して自分ができることを考えた結果、海外協力の道に進むことを決意。以来20年にわたり、バングラデシュ、タイなどをはじめ東南アジア、アフリカなどで自然農業の普及·指導などにかかわる。
2002年帰国。福島県飯舘村にて自然農業をベースとした持続可能な生き方を学ぶエコビレッジづくりを始める。2011年福島原発の事故をきっかけに飯舘村を離れ、2013年三重県津市美杉町にて持続可能な農業と生活を学ぶ場、「池の平自然農園」(旧なな色の空)を立ち上げる。趣味はコーラスとものづくり。

2014~16年 Asian Farmers Association議長
2016~21年 全国愛農会会長
2019~ 家族農林漁業プラットフォームジャパン代表



野呂由彦
稲作栽培技術指導講師

1960年、岩手県生まれ。
1987年より三重県勢和村(現・多気町)に移り、農家としての暮らしを始める。
当初は大規模な採卵養鶏を営んでいたが、次第に規模を縮小。現在は、水田・鶏・果樹・山林を管理する小さな家族農家として生活している。
農作業においては、燃料や電力に頼る機械に依存せず、人力の機械や手道具を中心に用い、自らの身体そのものも道具として働かせることを大切にしている。
また、稲や野菜の栽培にあたっては、植物本来の力が十分に発揮されるよう、その生育を妨げないことを心がけ、自然に委ね、見守る姿勢を基本としている。
さらに、地域においては地元の人々と移住者をつなぐ役割を担い、田舎での暮らしに戸惑う人々の橋渡しをしながら、美しい田園風景を共につくり、守り育てていく営みに携わっている。

水彩の背景